文楽を中心とした古典芸能振興事業

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コンセプト

文楽について

国の重要無形文化財であり、ユネスコ無形文化遺産である人形浄瑠璃文楽は、日本を代表する伝統芸能の一つで、太夫・三味線・人形が一体となった総合芸術です。
その成立ちは江戸時代初期にさかのぼり、古くはあやつり人形、そののち人形浄瑠璃と呼ばれています。竹本義太夫の義太夫節と近松門左衛門の作品により、人形浄瑠璃は大人気を得て全盛期を迎え、竹本座が創設されました。
この、後豊竹座をはじめいくつかの人形浄瑠璃座が盛衰を繰り返し、幕末、淡路の植村文楽軒が大阪ではじめた一座が最も有力で中心的な存在となり、やがて「文楽」が人形浄瑠璃の代名詞となりました。

本年度事業の目的

◎伝統芸能初心者や青少年を対象に、人形浄瑠璃文楽を身近に親しめる機会を創出します。
◎文楽を異ジャンルとのコラボレーションや新しい演出などを取り入れることで、仕事帰りの就労など新たなターゲット層にアピールします。
◎大阪・関西万博を契機とする海外からの来訪者等へ広く発信することで、文楽への関 心の拡大や文楽の振興、発展へつなげます。

公演情報