公演情報
公演内容
人形浄瑠璃 文楽 × 講談 × 現代美術プロジェクションマッピング
中之島文楽2023
はり裂ける想いが変化する、絢爛華麗に鬼降臨!
〈第一部〉
紅蓮の嫉妬が鬼と化す! 恋する乙女のたどり着く岸は…
『日高川入相花王(ひだかがわいりあいざくら)』渡し場の段
(字幕スーパーあり)
〈第二部〉
悪鬼退散!利剣・髭切丸の切れ味を見よ…
『増補大江山(ぞうほおおえやま)』戻り橋の段
(字幕スーパーあり)
◎文楽座技芸員が幕前で見どころを紹介します。出演者は当日のおたのしみ。
◎終演後、フォトセッションタイムあり。
【主な出演者】
太夫 竹本織太夫
三味線 鶴澤燕三
人形 吉田玉男 (「増補大江山」の渡辺綱)
人形 吉田一輔 (「増補大江山」の若菜)
囃子 望月太明藏社中
知ってトクする直前解説を講談で
講談 旭堂南海
美術 後藤靖香(画家)
【主な出演者】
太夫 竹本織太夫 | |
三味線 鶴澤燕三 | |
人形 吉田玉男 | |
人形 吉田一輔 | |
講談 旭堂南海 | |
美術 後藤靖香(画家) |
あらすじ
『日高川入相花王』渡し場の段
熊野の真那古庄司娘・清姫は、都見物をしているときに、時の天皇の弟である桜木親王に出会い一目ぼれします。親王の帝位継承に反対する一味に追われた親王は、山伏安珍に姿を変えて庄司の館に立ち寄ります。清姫は山伏が恋しい人であることに気づいて再会を喜びますが、安珍は、偶然再会した恋人・おだ巻姫と館から落ち延びていきます。それを知った清姫は、二人の後を追って日高川の船着き場までやってきますが、川を渡ることができません。悲嘆に暮れる清姫の嫉妬心が、やがては怨みとなり、姫の口を裂き、角を生やし、ついにはその姿を大きな蛇に姿を変えてしまいます。そして、蛇になった清姫は…。激しく姿を変える清姫の思いに呼応するかのようなダイナミックな太夫と三味線の演奏も、ぜひお楽しみください。
『増補大江山』戻り橋の段
源頼光の四天王と呼ばれる屈強な家来の一人、渡辺綱は鬼が現れると聞いて夜の都を警戒しています。一条戻り橋の辺りに来ると心細げに佇む美しい女が。綱は五条に帰るというその女を送っていくことにしますが、途中、水面に写った女の姿が
恐ろしい鬼の姿をしていることに気づきます。そこで女に素性を聞くと、扇職人の娘「若菜」だと名乗ります。一方、若菜はすでに綱の素性を知っており、魔性のものであると確信した綱は、若菜に詰め寄ります。観念した若菜は恐ろしい鬼に変わり、綱を襲います。格闘の末、綱が利剣の髭切丸で鬼の片腕を切ると鬼は、復讐を誓って空中へ一目散に逃げていきました。〝人間?対〝鬼?の大立ち回りの場面では、躍動感に溢れる太夫と三味線の調べで、ラストまで目が離せません!
一瞬で鬼に変わる人形の首「ガブ」にご注目!!
「ガブ」とは?
美しい娘の顔から恐ろしい形相に変わる特殊な首。妖怪変化や怨霊の役に使われ、しかけ糸を引くと、頭から角が出て、目は金色に変わり、口が耳まで裂けます。 [言葉の由来] 人形の口が「ガブっ」と割れることから名づけられました。 |
日時
2023年
10/13[金]18:30(開場17:45)
10/14[土]12:30(開場11:45)
会場
〒530-0005 大阪市北区中之島1-1-27
◎Osaka Metro御堂筋線・京阪電車京阪本線「淀屋橋」駅1号出口
◎Osaka Metro堺筋線・京阪電車京阪本線「北浜」駅22号出口、26号出口
◎京阪電車中之島線「なにわ橋」駅1号出口
料金[全席指定]
一般:前売2,000円/当日2,500円
高校生以下:前売500円/当日700円〈当日要学生証〉 ※未就学児入場不可
一般発売日=2023年9月9日[土]
[チケット取扱い]
チケットぴあ
セブン‐イレブン店頭(Pコード:521‐486)
ローソンチケット
ローソン・ミニストップ店頭(Lコード:52746)
e+(イープラス)
ファミリーマート店頭(Famiポート)
主催 / 他
主催=大阪市 / 文楽を中心とした古典芸能振興事業実行委員会(大阪市、公益財団法人 文楽協会)
企画運営=伝統芸能創出事業体(一般社団法人日本の伝統芸能、一般社団法人アーツインテグレート)
舞台製作=関西舞台株式会社
協力=ぴあ株式会社
お問合せ
一般社団法人 アーツインテグレート
TEL 06‐6372‐6707(平日10:00–17:30)FAX 06‐6372‐3691